2011年12月6日火曜日

書き足し2

それを三世因果の道理にあてますと、いま殺した生き物は

前の世界において私を殺した者であるとなると説かれている

つまり、殺因と殺果は同じでありまして、殺果があるという

ことは殺因があると、因縁果というわけです。何かを殺す

ということがあればすなわち、殺される因もむすんでいる

これが因果の道理なわけですね。一体どれほどの因を結んで

いるのだろうか。またどれほどの果が帰ってくるだろうかと

業というのは、宿業と説かれています、つまり宿っている

自分の業行は宿っていることですと。これは先ほどの殺因

殺果の話とつながります。前世から作っている因というもの

が果をうける何か、悪果であるか楽果であるかはわかりません

が、それが私たちの身体にも魂にも宿っているわけです。

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