2011年5月25日水曜日

つづき1

因果では起こりうることは必然でそのループの中にいて、

運命というように命を運んでいる。運ぶ命と運んできた命があると。

全て因果関係があり、偶然ということはないというのが、因果論です。
袖振り合うのも多生の縁と。多生とはなんだろうか

多く生まれたか生まれるに違いありません。これは因縁のある相手だから
袖がすりあうのだという諺です

つまり、その袖がすりあった相手は、あなたの親や兄弟だったかも知れないという意味なのです

何回も生まれ、死に、魂を運び、肉体を替え、始まりのない始まりから今まで、生き死にを

繰り返してきたということになります。そして、無数の命と縁を結び、命を奪いながら生きて

そして、死んでゆきます。これが運命というものであります。

因果の道理でよく頻繁に出てくるたとえに食べ物の話があります

これを食すということはその命を奪うことである。その命を奪う因はその命を奪われる果になる

しかし、実はその因は実は自分の命が奪われた因により、その命を奪う果を受けたものである

こういう理屈であります。

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